パーツを斬る! CPU編U

  Core iシリーズのラインナップが充実!

2010年に入ってすぐ、IntelからCore i5とCore i3シリーズのCPUが新たに発表されました。これによりIntelのCPUはCore i7,Core i5,Core i3とCore iシリーズがすべて出そろいラインナップが一機に充実しました。


また、2月には上位モデルに位置づけられるCore i7 900シリーズに930,960が発表されました。さらに製品の選択肢が増えました。


Core iシリーズの主な特徴は、CPUにメモリー管理機能を統合した点、仮想的にコア数を増やすハイパースレッディング、コアの負荷に応じて処理速度を可変するターボブースとなどが挙げられます。ただし、シリーズによっては非対応となっている機能もございますので十分に注意が必要です。


さすがにここまで増えると、どのCPUを選択するか大変迷われるところであると思われます。今回はこの辺をサクッと斬ってみたいと思います。


  性能で選ぶかコストで選ぶか

購入資金に余裕があるのであれば迷わず最上位製品といきたいところです。しかし、ハマーもそうですが、そのように行かないのが現実です。そこで重要になってくるのが「使用目的」です。これまでハマーが皆さんにしつこいぐらいに訴えてきたことです。


パソコンをどのような目的で一番使うのかをしっかり決めておきましょう!


目的を決めておくことで製品選出が比較的スムーズに運びます。また、製品価格もある程度特定されてきますので予算組もしやすくなります。


例えば、動画編集などCPUへの負荷が高い使い方を検討されている方はCore i7シリーズやCore i5シリーズから選択されるのが良いと思われます。Core i3シリーズなど下位モデルでも良いのですが快適さも同時に手に入れるのであればやはり中、上位モデルが魅力的に見えてきます。


そこでハマーが選択するのであればきっと、Core i7 860搭載製品にすると思います。Core i5シリーズでも良いかとは思いますが、価格の差では約一万円です。


自分の予算と使い方をよく検討した上で、最適な製品を選ぶのがベストであるとハマー考えます。


ダウンロードした動画はエンコードしなければ携帯電話や携帯音楽プレーヤーで視聴することはできません。ここで動画エンコードが必要になります。


デュアルコアでも動画エンコードは出来ます。しかし、クアッドコアの方がより速くエンコード出来るのです。


動画エンコードが速いということは、同じ時間内であればクアッドコアの方がより多くの動画をエンコードできるということになります。違った言い方をすれば、同じ数の動画をエンコードするのであればクアッドコアの方が速く作業を終わらせることができるといことになります。つまり、時間のムダを少なくできるということになるのです。


ここまではパソコンの使用目的よる性能でCPUを検討してきました。次にコスト重視でCPUを選択するのであればどうするかについてハマーの意見を述べてみたいと思います。


パソコンの購入を検討する際に避けては通れないのが予算です。皆さんそれぞれに予算を決めているものと思いますが、その予算内で最高のパフォーマンスの製品を選択したいものです。


ハマーが考えるパソコンの予算は基本的に10万円を目安に考えています。これはデスクトップ型、ノート型を問わずに10万円と決めています。


メーカー製が主流だった頃は10万円ではほとんどパソコンを購入する事ができませんでした。最低でも15万〜20万円は見ないとなかなか気に入ったパソコンの購入は難しいものでした。しかし、現在はでは新たにショップブランドのパソコンが選択肢に加わり、よりコストパフォーマンスの良い製品を選択でいるようになりました。


このように選択肢が広がった中で10万円前後の価格帯が売れ筋となっております。売れ筋というのはパソコンに限らず性能と価格のバランスが優れている製品が多く、購入する側も納得のいく製品であると思います。


そんな中で最近の売れ筋CPUはCore i7 860を搭載した製品になります。現在ではCore i7 870へバトンタッチした状況になっておりますが、性能と価格のバランスに非常に優れていると思います。


パソコンはCPUだけで決まる訳ではありませんが、ハマーが一番にこだわりたいのがCPUです。他のパーツは容易に替えが利きますが、ことCPUは慣れた方でないと簡単に交換はできません。特に大手メーカー製ではほとんど不可ですので予算内で最高のCPUを選択したいものです。


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2010.8.16





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